競馬に盲点はあるのか

 「勝てるロジック」を探すのではなく、競馬の盲点を探す。その先へ

競馬を始めて33年になります。

これまで長い時間をかけて、さまざまな買い方や条件を研究し、実際のレースで検証してきました。

レジまぐで競馬予想を配信するようになってからも、いくつものロジックを作ってきました。

最初の頃は、

「この条件を加えたら、もっと良くなるのではないか」

「このデータを組み合わせれば、もっと精度が上がるのではないか」

そんなことを考えながら、いろいろなロジックを作っていました。

でも、中央競馬と地方競馬の両方で検証を続けていると、少しずつ考え方が変わってきました。

今は、

「勝てるロジックを探す」

というより、

「競馬の中にある盲点を探す」

という感覚に近くなっています。

もちろん、本当にそんな盲点が存在するのかは分かりません。

だからこそ、検証する意味があります。

同じ競馬なのに、結果が違う

これまでの検証で特に印象に残っているのが、「潜伏単勝」と「反騰単勝」です。

潜伏単勝は、地方競馬では現在まで良い結果が出ています。

一方で、中央競馬では同じような結果になっていません。

反対に、反騰単勝は中央競馬では良い結果が出ていますが、地方競馬では終了する判断をしました。

つまり、

同じ単勝ロジックでも、中央競馬と地方競馬で結果が分かれることがある。

これは、実際に検証してみなければ分からなかったことです。

最初は、

「中央と地方では競馬そのものが違うから」

と考えれば、それで終わります。

でも、僕はそこで終わらせたくありませんでした。

じゃあ、

競馬場が変わっても共通するものはないのか?

そう考えるようになりました。

「勝てるロジック」を探すことへの違和感

ロジックを作っていると、どうしても、

「もっと良くしたい」

という気持ちが出てきます。

条件を一つ追加する。

別のデータを加える。

対象を絞る。

過去の成績が良くなるように調整する。

もちろん、それ自体が悪いわけではありません。

研究する以上、いろいろ試すことは必要です。

でも、それを繰り返していくと、いつの間にか、

「なぜこの条件が必要なのか」ではなく、「どうすれば過去の数字が良くなるのか」

に意識が向いてしまうことがあります。

そこには、少し怖さもあります。

だから最近は、できるだけシンプルに考えたいと思うようになりました。

決めた条件をそのまま走らせる。

結果が良ければ残す。

結果が悪ければ終了する。

最初から「これが勝てるロジックだ」と決めない。

潜伏単勝と反騰単勝から生まれた「潜騰単勝」

そんな中で作ったのが「潜騰単勝」です。

潜伏単勝と反騰単勝、それぞれの研究から得られたものを組み合わせながら、

中央競馬でも地方競馬でも共通して存在する可能性のあるもの

を探してみようと考えました。

ただし、ここは明確にしておきたいと思います。

潜騰単勝は、まだ実績のあるロジックではありません。

2026年10月から検証を始めるものです。

過去の潜伏単勝や反騰単勝の成績を、潜騰単勝の実績として扱うつもりもありません。

過去の成績は、あくまで、

「なぜ潜騰単勝を作ることになったのか」

という背景です。

ここはきちんと分けます。

そして、さらに考え方が広がった

ここまでは、先日書いた記事でも考えていたことです。

でも、その後さらに考えました。

「潜騰単勝という一つのロジックだけを検証するのではなく、条件を少しずつ変えたらどうなるだろう?」

ということです。

例えば、できるだけシンプルな条件から始める。

そこに少し条件を追加する。

さらに別の条件を加えてみる。

そして、それぞれを実際のレースで走らせて比較する。

そうすれば、

「条件を追加すると、対象レース数はどう変わるのか」

「的中率はどう変わるのか」

「回収率はどう変わるのか」

ということが、実際の数字で見えてきます。

これは単純に「どれが一番勝てるか」を競わせたいわけではありません。

条件を変えることで、競馬の結果がどう変化するのかを見てみたい。

そのための検証です。

「1頭以上」と「1頭のみ」も分けてみる

今回、もう一つ試してみることがあります。

同じ条件でも、

条件に該当する馬が1頭以上いるレース

と、

条件に該当する馬が1頭だけのレース

を分けて検証します。

これも、どちらが正解なのかは分かりません。

複数いるレースのほうが対象数を確保しやすいかもしれない。

逆に、1頭だけに絞ったほうが何らかの違いが出るかもしれない。

それは、実際にやってみないと分かりません。

だから両方やってみる。

そして数字を見る。

8つの検証パターン

2026年10月から、この考え方をもとに8つのパターンを走らせます。

AURORA

NOVA

LUNA

ORBIT

VEGA

NEXUS

SOL

ECHO

それぞれ少しずつ条件が違います。

非常にシンプルなものから始まり、条件を段階的に加えていったものまであります。

そして、それぞれに「1頭以上」と「1頭のみ」という違いもあります。

商品としては中央競馬・地方競馬、月間・レース単位という形で展開します。

かなり数が多くなります。

でも、僕の中では単純に商品を増やしたという感覚ではありません。

一つひとつを検証対象として考えています。

商品名からロジックは分からないようにした

今回の商品名は、あえてAURORA、NOVA、LUNA……という形にしました。

名前を見ただけでは、どんな条件なのか分かりません。

具体的な選定条件やロジックについても公開しません。

これは、何かを大げさに見せたいからではありません。

僕が見てほしいのは、ロジックの説明ではなく、

実際の結果

だからです。

どんなに立派な説明をしても、競馬では結果が出なければ意味がありません。

逆に、シンプルな説明しかできなくても、実際に数字が積み重なれば、それは一つの検証結果になります。

何を基準に残すのか

今回も、見るものはシンプルです。

対象レース数。

的中率。

回収率。

この3つを中心に見ていきます。

特に対象レース数は重要です。

どれだけ数字が良くても、ほとんどレースがなければ、継続して商品として提供することは難しくなります。

だから、

「成績が良いか」

だけではなく、

「十分なレース数を対象にできるか」

も見ます。

そして、短期間の数字だけで結論を出すつもりもありません。

競馬ですから、短期間では数字が大きく偏ることがあります。

ある程度のレース数を積み重ねて、そのうえで判断します。

良い結果が続けば残す。悪ければ終了する

今回の8パターンについても、最初から残すものを決めているわけではありません。

良い結果が続けば残す。

思うような結果が出なければ終了する。

対象レースが少なければ、それも判断材料にする。

必要なら、その結果を受けて次の研究につなげる。

非常にシンプルです。

でも、今の僕にはこのやり方が一番しっくりきています。

これまで終了したロジックも無駄ではなかった

これまで、

インバージョン。

回天。

潜伏単勝。

反騰単勝。

記念穴馬。

いろいろなロジックを検証してきました。

当然、すべてがうまくいったわけではありません。

思うような結果が出ずに終了したものもあります。

でも、今になって思うのは、

結果が出なかったロジックにも意味があった

ということです。

インバージョンや回天を検証したからこそ、成績の波や安定性について考えるようになりました。

潜伏単勝を中央と地方で検証したからこそ、

「同じロジックでも場所によって結果が変わる」

ということを知りました。

反騰単勝についても同じです。

一つひとつの検証が、次の仮説を作る材料になっています。

だから、過去のロジックを「失敗だった」と簡単に片付けるつもりはありません。

その結果があったから、今の考え方があります。

「結果が出ているものだけを残す」

これからのレジまぐ配信は、できるだけシンプルにしていきたいと思っています。

作ったものを、いつまでも残すのではなく、

結果が出ているものだけを残す。

もちろん、少ないレース数だけで判断するつもりはありません。

ある程度の検証期間を設け、そのうえで数字を見る。

そして、結果が出なければ終了する。

結果が出れば継続する。

これを繰り返していきます。

9月27日を待つ理由

そして今は、まだ9月です。

10月から新しい検証を始めますが、その前に9月の結果をきちんと締めたいと思っています。

特に、

潜伏単勝・地方競馬版

反騰単勝・中央競馬版

この2つについて、9月27日の結果を含めて最終的な数字を確認します。

今すぐ結論を出す必要はありません。

結果が出るまで待つ。

最後まで数字を見る。

9月を締めてから10月へ進む。

以前の僕なら、

「早く決めなきゃ」

「早く新しい商品を出さなきゃ」

と焦っていたかもしれません。

でも今は、少し違います。

結果が出るまで待てばいい。

結果を見て考えればいい。

必要なら、そこでまた考える。

競馬の予想をやっているのだから、結果が出る前に結論を出しても仕方がありません。

競馬の盲点は、本当に存在するのか

僕が今、知りたいのはこれです。

中央競馬だから通用する。

地方競馬だから通用する。

そういうロジックではなく、

競馬そのものに存在する「盲点」を拾うことはできるのか。

それが本当に存在するのかは、まだ分かりません。

だから検証します。

中央競馬でも。

地方競馬でも。

同じ考え方を使いながら。

条件を決めたら、後から都合よく変えない。

結果が悪かったから変える。

結果が良かったから、さらに条件を追加して良く見せる。

そういうことはしない。

決めたルールを走らせて、その結果をそのまま受け止める。

良い結果も、悪い結果も、数字として残す。

そして、その数字を見て次を決める。

「勝てるロジック」を探すことが目的ではない

今の僕は、以前とは少し違うところを見ています。

もちろん、結果として回収率の高いロジックが見つかれば、それは嬉しい。

でも、それだけが目的ではありません。

なぜこの条件で結果が変わるのか。

なぜ中央と地方で違うのか。

なぜシンプルな条件でも結果が出ることがあるのか。

なぜ条件を増やしても結果が良くならないことがあるのか。

そういうことを一つずつ確かめていく。

その先に、

「競馬の盲点」

と呼べるようなものが見つかる可能性があるのかもしれません。

もちろん、最後まで見つからないかもしれません。

それでもいいと思っています。

分からないから、やってみる。

やってみて、数字を見る。

それが研究だと思うからです。

2026年10月から、また始めます

これまでの潜伏単勝と反騰単勝。

そこで感じたこと。

良かったこと。

うまくいかなかったこと。

モヤモヤしたこと。

それらを全部、次の検証につなげます。

2026年10月から、

AURORA

NOVA

LUNA

ORBIT

VEGA

NEXUS

SOL

ECHO

この8つのパターンを中心に、新しい検証を始めます。

どれが残るのかは、今は決めません。

どれが一番なのかも決めません。

結果が決めてくれればいい。

僕はただ、

研究する。

検証する。

数字を見る。

そして、その結果を受けて次を考える。

それだけです。

33年間競馬を研究してきました。

まだ分からないことがあります。

だから、もう少し研究してみます。

焦らず、淡々と。

2026年10月。

また新しい検証が始まります。

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